Special Edition
彼と出逢って、恋に落ちて。
そして、少しずつ愛を育み、築いた倖せの形。
それが、今……私のお腹に宿っている。
「勿論健康ですくすく育って、人様に迷惑を掛けないようにとか、思い遣れる人間に育って欲しいとか、思う事は沢山あるよ?だけど、そんな風に偉そうな事を言える母親なのか、自信がない」
「………」
「お腹もペタンコだし、胎動がある訳でもないし、悪阻だってまだないから、余計な事ばかり考えちゃって」
「だから、曇り顔だったのか」
「……ん。妊娠した事がまだ夢のようで「ちょっと、小町ちゃんっ!!今、何て言ったのっ?!」
突然、リビングの入口から叔母様の弾んだ声が室内に響き渡った。
「小町がビックリするだろうが!」
「ごめんごめん。でも、聞き流せない事だったから、つい。で?どうなの??」
「あっ、えっと……」
叔母様にキッと鋭い視線を向ける大和。
私が驚いて、お腹の子に悪い影響を与えるんじゃないかと心配したようだ。
叔母様は私に対して、それはそれはもう、言葉に表せないくらいキラッキラの瞳で見つめて来る。
私は返答に困り、大和に視線を向けると、