Special Edition
俺は左手で絢の頭を撫でながら…
「フフッ…やれば出来るじゃん」
優しい言葉を掛けてやる。
絢は見事に全教科70点以上で
クラス順位を23位から14位に上げた。
まぁ、絢にしたら頑張った方だろうな。
ってか、この俺様の教え方が上手いんだって!!
「ねっ、慧くん。この後どうする?」
「ん?この後?」
「うん!!」
絢は瞳をキラキラさせて俺を見る。
まるで、どこかに連れてってと言わんばかりに。
俺らの周りは…
数日後にクリスマスを控え、
街中が煌びやかなイルミネーションと
絶え間なく鳴り響くクリスマスメロディー
何処からともなく溢れかえる人の波
俺が1番苦手な場所で
俺が1番嫌いな空間