愛するが故に・・・
『これといって高山さんと何かあったわけじゃないんですけど…
 ・・・私が子供だからだと思います。』


「理香ちゃんが子供ねえ・・・
 高山が子供相手にするとは思えねーがな…
 まあ、今日はここにいな。

 それから…今日のところは俺からはおやじにはいわねーが…
 たぶん、今日ここに泊ったことはおやじにはばれると思うぞ」


『なっ…なんで??』


「んったく…おやじを甘く見ないほうがいい。
 理香ちゃんの御世話係は俺だけじゃねえってことだ。
 はっきり言っとくぞ。
 おやじさんは理香ちゃんのためなら組織を動かすことぐらいする。」


『そっ・・そんなことないと思います。』



私はびっくりして否定したけど、あの人の事ならと思う節もある。

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