【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
そう言うと、千夏はブンブンと首を左右に振って、健人さんに抱きついた。
「ごめっ……ごめんなさい、勘違いしたりしてっ……」
「いーよ、かわいい千夏も見れたから」
意地悪そうにそう言う健人さんに、千夏はクスッと笑った。
「バカ……」
……良かったね。本当に良かったね、千夏。
二人の絆が眩しいくらいに綺麗で、目を背けたくなった。
ーーーーー信じる事が、何よりも大切だって。
気づくのがきっと
遅すぎて。