【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
その言葉はあまりにも温かく、また、泣きそうになった。
純粋で綺麗な、気持ち。
「まだ、国立を忘れられないの、わかってる。俺の気持ち利用したっていい。だから、付き合おう?」
「それは……」
本当はわかってた。
この流れの雰囲気からして、告白されるだろうってことは。
いくら鈍い私でも、そこまでバカじゃ無いから。だけど俯いてしまった。どんな選択が正しいのか、わからずに。
「……私……」
いいの?
こんな汚い私で、いいの?