【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
光弥はニヤリと笑って、私を見下ろす。
「ヤダ。幼なじみじゃもう満足できねえ。俺のもんになれ」
それは、あのいつもの傲慢で俺様な光弥で。
涙が、滲む。
やっぱり、光弥はこうじゃないと。
しおれた光弥なんか光弥じゃない。
しょんぼりする光弥はキライ。
今まで通りの光弥が一番好きだから。
でも。
「……無理に、決まってるでしょ」
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