【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
「ヤダって……許して、くれないの?」
震える声を必死で抑えながら、そう尋ねる。
最悪、それでも仕方ないかもしれないけど。
でも私だって傷付いたんだ。本当の事を言えば、遠距離になって悲しませるから言わなかったって、光弥はいうけど。
ーーーーそれでも、言って欲しかったよ。
確かに寂しくなっちゃうのは否めないし。辛いだろうけど。
それでも繋がっていたかったよ。
私は。