【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定
……なんて、そんなこと言ってる場合じゃないんだった。
呆気にとられていると、お父さんの声が聞こえた。
「……恋那、素直になっていいんだぞ」
ーーーーー瞬間。
涙が溢れ出して
全てを悟った。
知ってたの?
私でさえ、たった今気付いたこの気持ちに、彼はずっと気付いていた。
だから
それで
自分は身を引いてくれたの?
ーーーーーーねえ、秋夜。