極上の愛文
傷跡にCat
わたしは 自分勝手なネコ

最近、平和が続いて怖いにゃ~なんてのんきに

あなたに鳴いた


あなたはにっこり返してくれたのに

時計が回ると無視の顔

ニャ~ ニャ~ 鳴いた

捨て猫みたいに悲しくて・・寂しくて・・

自分勝手な涙


あなたには心から浮き出た傷跡があって・・

それはきっとわたしのせいで・・

喧嘩もなくて平和なのは

あなたが我慢してくれてるから

外的から守ってくれてるから


わたしはゆっくり気ままなCat

あなた、ほんとは イライラ煮えてるのに

わたしを思って、いつも のどをゴロゴロ甘えさせてくれる

あのときだって、怒りをわたしにぶつけないようにしてくれたのでしょう?


あなたから浮き出た傷跡が愛おしくなる

どんな形でも、わたしには宝石に見える

どんな味でも、猫舌でなめて感謝したくなる

あなたは最高のご主人様


にゃあ ごめんにゃ 

ずっと傍に置いて 一緒にいさせて・・





< 19 / 43 >

この作品をシェア

pagetop