黄昏の出会い
·天ヶ星学園は、1学年4クラス。

·部活は運動、文化共に盛ん。

·昼食は、弁当か食堂·購買を利用する事。

·私のクラスは、2年B組。


など、簡単な説明を受けた。



「…天瀬さん、仕事とは言え…すまないね…。」


「え?」


理事長が急に私に謝って来た。



……なんで、謝られるんだ……??



「専門家とは言え、こちらの都合で君を巻き込んでしまった。」



あぁ…その事か。



「…気に病む事ではありません。
私共としても、この件は見逃せませんから。」



できるだけ丁寧に、答えた。



…個人的な感情が出ないように。



この学校は九条が命がけで、守ってきた。



その学校が今、
微妙な立場にいる。


九条ばかり負担かけたくないし………






………管理局は、信用出来ない。



あんな奴らの好きにはさせる訳にはいかない。



「私の孫娘が2年B組にいるから、分からない事があったら聞くといいよ。


仕事で大変だろうけど……学園生活、楽しんで下さいね。」


「……はい。」



理事長に紅茶のお礼を言って、理事長室を出た。



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