黄昏の出会い
* * *



「-どーいう事だよ、繁ジィっっ!!」



あの後、もう私が転校させると言う形で(勝手に)話を進めていった。



夏野理事長は、少し戸惑っていたようだが…。



話が終わり、夏野さんが去っていった所に詰め寄った。



「転校って…本気か!?


神ヶ岡はどうすんだよっ!?」



神ヶ岡高校-私の通っている学校は、神奈川でも妖怪が出やすい。



繁ジィだってそれを知ってて警備を命じたって言うのに…!!


「それなら心配いらん。
最近は神ヶ岡も落ち着いておるし…、


何かあれば、
ワシか桂一(ケイイチ)が駆けつけよう。」



何故そうなるっっ!!


つか、父さん巻き込むなよっ!!

(桂一は父の名前です)



「第一、あそこは九条がいるはずだろ!?」



天ヶ星は確か、九条の管轄のはずだ。



陰陽師ではないけど、私と同じ人ならざるモノから人を守る立場の人間。



天瀬が出る幕じゃないし、何より………


いきなり転校!!?



しかも東京って…、過去数回しか行った事ないんですけど!!


どうやって言い訳しようか考えていると…





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