好きなキモチ。


「みこさ、まだ好きだよね?青柳のこと」


唐突になぁちゃんに質問されると、私はピタッと足を止めた。


「さっきから、辺りを見渡してさ…青柳を探してるの?」


…え?

なぁちゃんの言葉に、ハッとしてなぁちゃんを見つめる。


なぁちゃんは『無意識?』と言いながら、笑っていた。


もちろん、私はなぁちゃんの言う通り無意識だった。


無意識に辺りを見回していた。

そして




無意識に翔太くんを探していたのかもしれない。



< 137 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop