いつか、この想いを。
「でな、ある程度点数取れてなければ、プリントの課題を出すって決めてるから。

今日の昼休み、南舎1階の資料室まで来てくれるか?」


「………」




絶句。



そりゃもちろん。



私が英語を苦手としているのは事実。



でも、そこまで?



そんなに悪かったの?テスト。



「…そんな打ちのめされたような顔するなよ。頑張ってやれば難しくない内容だから。」


「…だから、フォローになってませんって…。」



ガックシと肩を落とす。



「ハァー……判りました。昼休みですね。」


「ああ。すっぽかすなよ?」


「ちゃんと行きますってば。」



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