HELIOLITEー君と輝く音ー



「かなで。明日の文化祭、お父さんと見に行くからね」



そう、微笑みながら言うお母さんに驚きが隠せなかった。


持ち上げていたお茶碗を落としそうになり、辛うじてそれを阻止するしか出来なかった。



その事を知った後、布団に入ったけど。


それからしばらくは全然眠る事が出来なかった。



なんと、詳しく聞いたのですが。


この日のためにお父さんとお母さんは有休を事前に取っていたらしく。


余計に恥ずかしさやら緊張やらが押し寄せてくる。


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