いつのまにか佐藤クン
「佐藤は分かってないと思うけど私は受験生として勉学に励んでいるところなんだよ。それをどこの誰がマイナスとみるんだ?」

「しゃべり方ウザイから」

佐藤が私のイチゴミルクを見て言った

「学校でイチゴミルクかあ。それって校則違反じゃないんだ?なら担任いや、校長にチクってもいいよね」

佐藤が図書室のドアに手をやった

「待って待って佐藤様!!おやめ下さい本当に待って私の間違いでした。」

佐藤がにんまりした

「よろしい」

「そのイチゴミルクは処分して下さい」

「処分?」

手にあるイチゴミルクを見て私は固まった処分って飲むってこと?処理しろと?

チューチュー

イチゴミルクのストローの音が思ったより鳴った

「バカ違っ」


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