アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
このbarが入ってるビルの上の階にははじめのプライベートルームがあった

つか、こんな一等地にビルを所有するはじめんちはやはりすごいや

さすがホテル王

今、私ははじめに腕枕をしてもらいながら

まだ体に残るはじめの余韻に浸っていた

はじめは小さな寝息をたてて眠っている

フフッ
お疲れかな?佐藤主任?
あんまり休みないもんね…
なのに、ちゃんと私との時間も作ってくれて…

ありがとね、はじめ




それにしても綺麗な顔…
本当にこんな女子ゲーみたいな恋ってあるんだなぁ…

はじめと付き合うようになった私はすっかり女子ゲーの存在すらも忘れていた

それほどまでに
はじめとの恋に
私は夢中だった

私は目を閉じると
はじめの胸に顔を押し付けた

私を抱きしめる腕の力が、ほんの少し強まった

私も直ぐに眠りへと堕ちた


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