アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
「佐川さん…昨日の事、barや車とか…くれぐれも…ねっ?」

と頬に添えた手をそのまま顎へと滑らせる

自然に上を向かされた私は、何も出来ずにいた

「佐川さん…目閉じて…」

えっ…
目、閉じんの?
なんで?
そんなん、まるでまるで…

私はそっと目を閉じた







フゥッ!!


「ひゃっ!!」

「目の下に睫毛がついていましたよ。ったく、よくそんなんで売り場に立てますね。ちゃんとミラーチェックしてください」








マジでか…




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