アラサーの彼女が女子ゲーにハマる理由(わけ)
「っぃてててて…」


「大丈夫?」


余りにも驚いて椅子からずり落ちた


「クックックッ…ほんと、ドジだな、佐川さん」


「な、何よ。笑うことないでしょ」


「まっ、そういうとこも、可愛いんだけどね☆」






ズキュ~ン…
や、やられた~
完全に撃ち抜かれた…


いや、まてまて私
ちゃんと解明しなきゃ





「ねえ、私の事よりさ、この前、駅前のタクシー乗り場で女の人といちゃいちゃしてたでしょ?私見たんだから…」


「っで?」


「でって…」


「へぇ~気になるんだ?」


「べ、別にそういうんじゃないわよ」


「じゃあ、どういう意味だよ?」


「あ、あれだ。彼女いるのに付き合ってとか軽いよね?」


我ながらシドロモドロ…


「じゃあ、説明次第では、良い返事貰えるって事だよね?」


何故か、妙に嬉しそうな顔で佐藤くんは話始めた


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