恋日和~記憶を越えて~

想いのままで




「あたしが素直だったらの話ね・・・」



あたしは、告白とか、絶対むり。

むりむり。

絶ーーーーっ対むり!!


だって、トラウマがあるもん。



小学校の頃、告ろうとして手紙を
机に入れたら、他の人の席で

その人と付き合っていたってゆう。



「それだけ・・・?」

ハルナが真顔で言う。

「まずあたしが告ったことほめてよ」


たしかに、他の人にとってはそれだけかもしれないけど・・・

あたしにとっては自分で犯したミスがすごく
トラウマになってて。


「だから、告白はしない」


こうなったんだ。
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