いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

そうだよね。

"いつも"なんて言ったのは、芹くんたちに気を使わせないため…?

「なぁメグ、俺が怖い?」

優しく言う天は、少しだけ悲しそうに笑った。

「ちがっ…!」

「じゃあおいで?」

「………ごめんなさい。」

差し出されたから視線をずらすと、それはそのまま、ゆっくりあたしの頬に触れる。

驚いて声が出そうになったけど、それはのみこんだ。

大丈夫、大丈夫、天は優しい。怖くない。大丈夫、大丈夫…

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