いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

―…

練習を終えて家に着くと、挨拶も程々に、俺はベッドに倒れこんだ。

…9月。

夏は過ぎ、暦のうえでは秋とされているこの時期。

なんだかんだ言っても、アップをしただけで汗だくになった。

まだまだ、夏は延長されてるらしい。

はぁ、と溜息を吐いて重い体を起こす。

着替えを持って風呂に入りに向かう途中で、母さんに呼ばれた。

「…なに。」

体が重すぎて、声が低くなった気がする。

でもそれには気にも止めず、母さんが小さなメモを渡してきた。

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