いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

確かに聞こえた。

メグの、泣いてるときの、あの震えた声。

頭に血が上るのを感じながら、サッと男共とメグの間に入り込む。

「…遊ぶなら俺も付きますが?」

「そ、らぁ…」

メグの手を握りながら、睨みつけると、男共はすばやく帰っていった。

「天。天。天…」

後ろから抱きついてくるメグを離して、正面にしゃがんだ。

…悪いけど、泣いてるからって今は慰めない。

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