いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
照れてると思ってた天は、一瞬で真面目な顔になった。
あたしがさっき嫌って言ったから?
心配してくれてるの?
「言ってみ?さっきは一体、どーしたわけ?」
こっちに腕を広げて、おいでってしてくれる天。
あたしは戸惑いを感じたものの、ゆっくりとその中に収まった。
天の匂いがして、安心する。
そのまま、ポツリと呟いた。
「…寂しく、なったの。」
「うん?」
「今日は、たくさん天に助けてもらったから…。」