いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
「わぁ!」
「…メグ?」
玄関を開けて、すぐに目に入ったメグ。
インターホンを押す直前だったらしい。
短いスカートを揺らしながら、髪にはあのリボンが付いていた。
「もぉ、勝手に出て行かないでよぉ~。」
何も言わずに帰ったのが嫌だったのか、頬を膨らまして怒った素振りをみせる。
「起こすのわりーじゃん。」
「寂しかったじゃん!」
「え…小学生?」
「ち、違う!」
しょうもない言い争いをしながら、俺たち学校へ向けて歩きだした。