魔物☆に恋して~透明な誓い~
「ごめん。ルイカなら、こう言うこというかなって思って。

オレは、常識は人間寄りなんだけど、

中身は魔物寄りなんだよ。

よく、わからない。

サラにどういっていいのかも、

どうやって分かってもらったらいいのかも」

あたしは、結果、余計に真っ赤になる。

「あ・・・そうか。これ、言えばいいんだ」

あたしは、力を緩めて、少し解放される。

息継ぎをするみたく、あたしは顔を上げる。

薄っすら優しい笑みの、いつものマヤがいて。

「オレ、サラのこと好きだから」
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