魔物☆に恋して~透明な誓い~
今、マヤ、あたしのこと、『君』って言った?

気のせい?

まじまじと、マヤを見る。

「ルイカっていう、湖の守をしているヤツが、落ちてくるのを見てて、すぐに助
けたんだよ」

ルイカの説明されなくても、知ってる。

何で説明するの?

「助けるのはすぐだったから、おぼれるヒマはなかったみたいだけど。

君、体中に、怪我してて。

やっと、ここまで回復したんだ。

やっと、目覚めてくれたし」

ニッコリ。

マヤのやさしいスマイル。

「オレはマヤ。君は、誰?何で、あんな大怪我を・・・」

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