さくら**アナザーストーリー**地味子3

「私、結婚式で親への挨拶するでしょ。あれが嫌いなんの!

いかにも、お涙頂戴って感じが、だから自分の時は絶対しない!!」

高校生の時の宣言通り、手紙は読まなかったさゆり

最後まで晴れやかな顔で退場していった

私たちも、入口の騒動を嫌い、ボーイさんの案内で

別の出口から退場した

新郎新婦は、今日はホテルで、明日から新婚旅行らしい

5人はそのまま場所を一条に移し、一条家のパーティーに

どんちゃん騒ぎで、幕を閉じた


「れ、れ、れーーーーーーん」

ドサッ

さく?って、ベットの布団・・・取らないで

「んー?なに?」

真っ赤になったさくの口が、パクパクして?

「こ、こ、これはーーーーーどーゆーことー?」

なにが?

スポーツ新聞?取り上げてみると

一面

「松平若様、若奥様熱い視線」

こーちゃんたちの結婚式の記事を押しのけ

二人の車から降りる所や、二人でしゃべっているところ

一面、自分たち二人

はぁーやってしまった

桜を見ると、半泣き

クス 可愛い

「出たものは仕方ない・・・ってことで、二人でもう一度ねよーね

さくちゃーん」

「グスッン いや」

つれないなぁー
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