さくら**アナザーストーリー**地味子3
深まる溝

日も暮れ始めた6時

すけさんが帰ってきた

「でっ・・・どーだった?」

けーちゃんが、いきなり本題へ

両親の意見では

まず、やはり桜が社長を継ぐことはない

ここは、筋を通して長男けーちゃんが継ぐか

木下から一条に戻ったはーちゃんが継ぐか

全員が、呆気にとられて・・・

そんな中

「馬鹿にするのも大概にしてほい!

さく、帰ろう!馬鹿らしくて、話にならないよ

このことは、松平に話をさせてもらいます!」

蓮の怒り爆発だ

「っちょっと待ってくれ、蓮!」

すけさんが、焦って止める

「俺が怒ったことも、このままでは

松平に話がいくことも、話してくれたんですよね?」

下を向きながら

「・・・あー話したーあいつは自惚れてる!

一条なら大丈夫と!すまない、蓮」

天井を見る蓮

「・・・・たぶん、おじさん達との付き合いは

これで、なくなるかもしれません。

さく・・・悪いなぁ・・・

でも、兄弟が悪いわけではないし

そこは、今までどおり、それでいいですか?

すけさん?」

何も答えないすけさん

「・・・じゃー失礼します。さく、帰ろう」

何も言えないまま、蓮のあとをおった
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