狼と子羊の物語
呼ばれた方を向くと白銀 零が居た
「ここで何してるんや!そんな薄着で!
風邪引くで!」
白銀 零は、そう言って自分が着ていた
パーカーを俺に掛けてくれた。
「心配してくれるの?」
「は?当たり前やろ!?
心配しないアホがどこいるねん!
ほら俺んち行くで!」
“当たり前やろ!"
心配しないアホがどこいるねん!"
嬉しかった、
誰か一人俺を心配してくる人がいて。
誰か一人心配してくれる人居るって
幸せなことなんだね。
白銀 零は、俺の手を引っ張った。