おやすみ、先輩。また明日
べらべらと言いわけしていると、自分が何を言っているのかわからなくなってきた。
焦るわたしに、ヤンキー先輩は小さく笑って頭をぐしゃぐしゃと撫でてくる。
「いいよ、もう。わけわかんねーけど、なんとなくわかった」
「ほ、ほんと?」
「おー。お前はほんとバカだな」
「……わかってないでしょ」
唇を尖らせながら、わたしは持ってきた保冷バグを開ける。
取り出したのは、白と赤茶と透明のキラキラ。
そんな風に綺麗に3層に別れたカップだ。
「はい、ヤンキー先輩。今日のデザート!」
「綺麗だな。いつもの炭酸じゃねぇのか」
「うん。今日のはね、紅茶のムースジュレ」