おやすみ、先輩。また明日

ありがとう、先輩。



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次の日の朝。

いつもの電車の車両に乗り込むとすぐに、ヤンキー先輩の姿を見つけた。


なぜか他校の女子3人に囲まれている。



なになに、なんなの?

もしかして、告白か何か?


多分今のわたし、顔面蒼白だと思う。

先輩には彼女がちゃんといるってわかっていても、心臓に悪い。



ドキドキしながらヤンキー先輩を見ていると、やっぱり告白だってわかった。

だって先輩、ちょっと困ったような、疲れた顔してる。


傍に宇佐美先輩はいないみたい。

また寝坊かな。



そのまま盗み見していると、ヤンキー先輩がわたしに気付いた。

ほっとしたような顔で手招きしてくる。



え~!?

いま私わたし、あそこに行くの……?


でも呼ばれてるみたいだし、先輩を囲む女子たちもわたしに気付いてこっち見てるし。


仕方なく、緊張しながら近づいた。


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