姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
しかし、エリアルが自分から「追われている」と口にしたという事は、
やはりそれなりの覚悟が必要だったのだ。
それを考えたら、一体自分は何をしたというのだろう。
外に連れ歩いたら、彼は嫌でも目立ってしまうのに。
軽い気持ちで、わがままを言っていた。
さも、それが当然だと言わんばかりに。
彼の優しさに、甘え切っていた。
(あの時は、ショックで散々泣いたのにね……)
平和すぎて、忘れていた。