姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
まず、小夜子の指が、剣太の眼帯の紐に引っかかってしまった。
そして、はたいた時に眼帯が解けてしまったのだ。
あれは、どんな酷い傷を隠しているんだろう。
普段、そう思っていた。
しかし、眼帯の下は、普通に閉じられた目があるのみだった。
不自然な縫い傷も、腫れもない。
だが、その瞳が開かれた時、小夜子は自分の目を疑った。
剣太の片目は、鮮やかな緑色をしていた。