姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②
一人残された俺は、しばらく停止して、
やかんがピューピュー悲鳴を上げる頃に、やっと動き出した。
火を止めると、やかんはすぐに大人しくなった。
部屋の中が、しんとなる。
いやに、静かだった。
冷蔵庫の音と、時計の秒針の音しかしない。
俺は、途中まで用意した茶葉や急須を食器棚に戻して、
食料品棚のカーテンをめくった。
「カップ麺……どこだっけ」
しばらく食べてなかったし、もう終っているかもしれなかった。