姉さんの友達はフランケンシュタイン 孝の苦労事件簿②



……つくづく嫌な男だ。


「用はそれだけか」


「まあ、そう睨むな。今日は、これを持って来てやっただけさ」


河合は、プラスチックの筒を、剣太に投げて寄越した。


「では……くれぐれも、役目を忘れないようにな」


 

それだけ言うと、河合は部屋から出て行った。
 


途端に、この部屋はしんと静かになる。



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