毒草彼女 -ポトスで始まる恋ー
こんなに大塚さんとゆっくり話した事なんて無かったから、実は少し不安だったんだよな。
あんまり知らないまま、一日一緒に過ごすわけだが・・・お互い嫌な気分で終わらないと良い。

「そろそろ休憩しましょうか?」

2時間ぐらい経った頃、俺は大型コンビニの看板を見つけて、大塚さんに聞いてみる。
1人だったら、だいたい直行で目的地まで行くが、今日は2人だ。

「はい。じゃあ、お願いします。」

疲れさせてしまっただろうか?
声からは分からない。
表情が分かればいいのに、運転中だからあんまりよそ見出来ないしな。

なるべく安全運転で、俺はコンビニまで車を走らせた。
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