ミルクティー
第1章

傷み

夜の街をさまよっていた

どこに行こうとしてるわけじゃないけど
立ち止まる事なんて出来なかった

ベンチに座れば
すぐさま声がかかる
『三万円でどう?』

『・・・・』

三万円でどう?って
何がどう?だょ
私はすぐまた歩きだす
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