午後6時



半年たっても
毎週日曜日
時間は午後6時


駅前で彼を待ってしまうあたし




『何してるの?』




―――――えっ?



聞き慣れた、でもとても
懐かしい声が聞こえる。




『実は、ずっと好きだったんだ…水城絵奈さん。』



「えっ……?」


あたしは驚きを隠せない



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