瞳の向こうへ
溢れかえってるお好み焼きせんべいを二人で整理してたら松井さんから電話がかかってきた。
「どうぞ」
潤子先生のスマホを借りた。
『元気ですか?』
「絶好調です」
今年の夏はこれが口癖だなあ。
『よかった〜。で、さっそくなんだけど、甲子園の開会式観る気ある?』
「え?それはですね……」
予想外のお誘いは困りますよ。
なんたって、お目付け役がうるさいんですから。
『……顧問のオバハンがうっさいんでしょ?ここは綺麗なオバハンに任せな。ちょっと代わってくれる?』
潤子先生に携帯を返した。
いつもは私を気にすることもなくこの場で松井さんとトークしてるのに、珍しくマジ顔になって部屋から出ていった。
整理に夢中でまだ一口も食べてないことに気づいた。
よく出来たせんべいですねえ。
商売上手です。大人は賢い。
当たり前だけど、食べるとお好み焼きの味がしておいしい。
「どうぞ」
潤子先生のスマホを借りた。
『元気ですか?』
「絶好調です」
今年の夏はこれが口癖だなあ。
『よかった〜。で、さっそくなんだけど、甲子園の開会式観る気ある?』
「え?それはですね……」
予想外のお誘いは困りますよ。
なんたって、お目付け役がうるさいんですから。
『……顧問のオバハンがうっさいんでしょ?ここは綺麗なオバハンに任せな。ちょっと代わってくれる?』
潤子先生に携帯を返した。
いつもは私を気にすることもなくこの場で松井さんとトークしてるのに、珍しくマジ顔になって部屋から出ていった。
整理に夢中でまだ一口も食べてないことに気づいた。
よく出来たせんべいですねえ。
商売上手です。大人は賢い。
当たり前だけど、食べるとお好み焼きの味がしておいしい。