身勝手な恋情【完結】

戸惑いながら、背後の蓮さんを振り返ろうとすると、ひんやりした耳たぶを口に含まれる。

温かい舌が耳の中にすべりこみ、隙間をなぞると同時に、指先は胸の先をいたぶる。



「あ、蓮っ……」

「――わかってるだろ。止められないの……」



甘く低く響く、ハスキーボイスのささやきと

ふとももにはっきりと押し付けられる、蓮さんの熱いあそこ――


蓮さん、欲情してる……?


かあっと頬が熱くなる。



「蓮さ……」



今度こそと振り返ると、唇が重なった。


ちゅっと表面を吸われて、一瞬意識が停止する。

ぼーっと彼を見つめる私。蓮さんは応えるように柔らかく微笑んだ。



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