あの頃より きっと。

直視






風磨と玲奈は、校舎を出てカフェのある方へ歩いていた。

数分前、風磨は玲奈に食べたいものを聞いた。

「パフェ」と答えた玲奈を喜ばせるため、風磨はカフェへの道を歩いているのだ。

空はオレンジ色に染まっている。

風磨は歩きながら、玲奈に話しかける。
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