あの頃より きっと。
気持ちには応えなくていいから、もう少しだけ一緒にいさせてと頼んだ雷と共に、彩穂は暗くなった夜の街のカフェに入った。





「座ろ」





テーブルを挟んで向かい合う。

テーブルの上には、雷が頼んだホットコーヒーと彩穂が頼んだホットミルクがあり、優しく湯気を上げる。

そんな時、彩穂の後ろから彩穂より年上と思える、派手な女性2人組が呟いた。
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