あの頃より きっと。





「え」





予想外の返事に、彩穂は戸惑う。

冗談で言ったつもりだったが、本当に信じてしまっているのか。

そう思い、すぐに訂正する。





「あの、冗談です!すみませんでした!」






そう言って頭を下げ、両手でパワーストーンを返した彩穂を見て雷は笑いが我慢できなくなり、ついに声に出して笑った。





「あはは、分かってる!でもそれ、ホントにお前にあげようと思ってたから」





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