敏腕美人秘書のみゆきさん ■


「…斉藤。」

「へっ?しゃーー社長?!」

会社の手前で、
意外な人物から声をかけられた。

俺はあわてて
気持ちを切り替えながら、
社長に駆け寄る。

「---なぜミユキを誘わない?」


「へ??」

「だから。」

社長は
また、
めんどくさそうに、俺をみてため息をついた。

そんなこと言われても
あの、
アドバイス的なことを言われてから
まだ、3日だ。

誘うったって
タイミングがーーー


そうしている間に、
社長は
電話をかける。

「--あ。
 アサコ?

 うん。休みだろ?
 
 ミユキが大変なことをするんだ。・・・そう。

 だから、タオルとおれのシャツもって・・・」

なにやら指示を出している。

なんだか、すげー嫌な予感。

「社長ーーもしかして。」

「・・・・」

社長は無言で
俺を振り返る。

絶対、会社に行かない気だ。


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