敏腕美人秘書のみゆきさん ■

「困ります~。
 今日は会議があるんですよぉっ!!!」

俺は、すぐにかわいい新入社員の斉藤君になりながら、

社長の腕をがっちりつかむ。



「・・・お前すごいな。」


「---?はい??」


社長はゆっくり
掴まれた腕を上げて、
じぃっとまっすぐ 俺を見つめた。

なんだ?ちょっと緊張が走る。

「…やっぱり、
 そのナヨナヨっとした雰囲気とか、
 しゃべりは演技か。



 なに?格闘技?」


「---!!」

思わず、力が入る。



「…いてーよ。」


「はっ。す…すいません・・・」


思わず
腕を強く握りしめてしまった。

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