敏腕美人秘書のみゆきさん ■

社長のグリーンがかった瞳は
外に出ると、
淡くブルーにもみえるんだな。

と、どうでもいいことを考えながら、
社長を見る。


社長は、
仕事モードになってる時は
ブラックのカラコンを入れる。

仕事相手に、
目の色が違いますね。
ハーフですか?
っていう質問がうっとうしいそうだ。

だから
コンタクトをしていない時点で、
社長は
サボる気だな。


俺は、はぁ。とため息をつきながら、
いい子ぶってみる。


「しゃちょ~。戻りましょうよ。
 僕も、深雪さんも、社長がいないと…」

「斉藤。
 あのな。
 
 ミユキは、お天気女。だぜ?」


「は?」



なんで、急に深雪さんの話がーーー


俺はちょっと眉間にしわを寄せて
社長の真意を測る。


「だから、
 誘うなら今日がいいカモな。」


社長は、
少し、口元を引いて、
笑った。




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