敏腕美人秘書のみゆきさん ■

そして、
くるっと俺に背をむける。

「ちょっと、社長どこへーーー」


「ミユキなら
 すぐにわかると思う。
 
 おれを逃がしたって
 泣きつけよ。

 いつものように、
 可愛い
 よくできた後輩で
 
 ミユキに泣きつけよ?
 
 可愛い斉藤君。」


社長は、ひらりとめんどくさそうに左手をひらひらさせて
ボー然とする
俺を残して、

朝の通勤の人混みの中に消えた。





俺は
すぐに追っかければよかったんだけどーーーー



社長の真意は
よくわからないが、

とりあえず、
会社に
出勤して・・・

『いつものように』『かわいい後輩』で深雪さんに泣きつくことにした。



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