ありえへん!!
「クッククク…冗談だって。本当にからかいがいのある奴だな」
「先輩!」
完全に遊ばれてる。
「何が食べたいか決まったか?」
「あ、まだ」
そんなこと忘れてた。
「ハハハ…じゃあゆっくり…ってそんなに時間ないか」
あ、もう5時を回ってる。
「じゃあ後でな」
「はい」
携帯を切って
先輩の声…ええ声やな。
ああ言うのを低音ボイスって言うんやろな。
女やったら一発で落ちるわ。
いや俺かて…
……
…
ちょ~待て、俺!
また変なこと考えた?
あ~も一回顔洗ってこよ。
顔を洗って頬っぺたを両手でパンパンと叩いて気合いを入れて
よし!
さ、出掛けよ。
先輩を待たしたら失礼や。
それにTシャツとパンツも買わんと。
先輩の上着を紙袋に入れて家を出た。