好きだよ!
尚。

尚、尚、尚、

なお、ナオ、尚。

君の存在は、消えるどころか

日が経つにつれて大きくなっていく。


この気持ちが「恋」っていうのなら

私は今更何をすればいいの?


「・・・尚」

会いたい。


「・・・呼んだ?」


・・・あれ、今、尚の声がした、

・・・幻聴?

「直。なーお。」

・・・違う、これ

間違いない。尚の、声だ・・・。

私はゆっくり振り向いた。

< 18 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop