ホットココアのキミ
「ふぅ…」

「先輩デートキャンセルなんですか??」

「うわぁあ!?ヤノっち!!!」

私の背後からニョキっと顔を出したヤノっちに飛びのいてしまった。

「そんなにびっくりしなくても…俺化け物じゃないんだから…」

そういうとヤノっちは可愛らしく肩をすくめた。

「確かに化け物じゃぁないけど、ふふ…でも驚かさないでね?」

私はこんな風に脅かされるのはすごく苦手だからと告げて立ち去ろうとした。

「先輩!俺、一緒に残業手伝いますから声かけてくださいね」

「了解!ありがとね~」

後輩のありがたい言葉を胸に山のようにある仕事に取り掛かった。
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